Chapter I · 三貴神
III

須佐之男命 ─ すさのおのみこと

すさのおのみこと
Susanoo no Mikoto
軸 · 行動
須佐之男命(すさのおのみこと)— Miko Oracle 神道タロット III ・ 大和絵 emaki 神札
III · 須佐之男命 ─ 大和絵 emaki · クリックで拡大
─── 神格と神話 ───

須佐之男命とは

伊邪那岐の鼻から生まれた荒ぶる神。母恋しさに泣き叫んで大地を枯らし、姉・天照との確執の末に高天原を追放される。地に降りた出雲で八岐大蛇と対峙し、櫛名田比売を救い、大蛇の尾から草薙剣を得る。手のつけられぬ破壊神から、人々を守る英雄神へと転じた一柱。荒ぶる衝動を、どこへ向けるかで運命が分かれることを体現する神。

Miko Oracle 巫女託宣の III 番に置かれる須佐之男命は、古事記・日本書紀に記された神話を、タロット大アルカナの様式で読むための一柱。この札の軸は「行動」。神札は命じない。ただ、今あなたが立っている場所を、須佐之男命の神話という鏡に映して見せる。読み解くのはあなた自身で、神は問いを返すだけ。以下に、正位置・逆位置の意味、守護石ガーネットとの結び、そして占いでの読み方を記す。

─── Les Mots-clés ───

キーワード

情熱突破行動再生英雄性転換
─── L'Endroit ───

正位置の意味

Upright · 正位置

嵐の中でこそ、剣を抜く時。胸に渦巻く怒りや情熱は、抑え込む対象ではなく、変革を起こす燃料になる。仕事では、立ちはだかる難題を正面から斬り裂く突破力が出る。恋愛では、まわりくどさを捨てた一直線の情熱が、相手の心を動かす。対人では、なあなあの空気を断ち、言うべきことを言う場面。たとえ今の居場所を追われても、出雲のように、自分の手で新しい王国を築ける。剣はもう、あなたの手の中にある。

─── L'Envers ───

逆位置の意味

Reversed · 逆位置

嵐に剣を奪われ、荒ぶる力に自分が飲み込まれている。怒りが制御を失い、本来斬るべきでない相手や、自分自身を傷つける方向へ暴走している状態。仕事では、勢い任せの破壊が信頼を焼き払う。恋愛では、激情が独占や衝突に転じ、大切な人を遠ざける。対人では、正論を振りかざすうちに、剣が刃物になっている。今は一度、剣を鞘に納める時。荒ぶるエネルギーそのものは悪ではない。その矛先を、破壊ではなく創造へ向け直すこと。

─── Le Message ───

今日のメッセージ

嵐は君を試している。斬れ。剣はすでに君の手にある。今日は荒ぶる感情を、破壊ではなく創造へ向ける日。怒りは、変革の力に変えられる。

─── La Pierre Gardienne ───

守護石 ガーネット

ガーネットは燃える血のような深紅をたたえ、石言葉は情熱・勇気・再生・不屈。古来、戦士が護符とした力の石でもある。荒ぶる衝動を英雄の行動へと転じた須佐之男に、この石は同じ熱で寄り添う。怒りを燃料に変え、突破と再生へ導く振動を宿す。

守護石 ─ ガーネット を深く知る
須佐之男命に結ばれた守護石 ガーネット の意味・効果・石言葉・浄化方法・タロット親和性を、石マスター監修の完全ガイドで解説しています。
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─── Le Murmure du Sanctuaire ───
いま私の中で荒ぶっている力を、壊すためでなく、何を生むために使えるだろう。
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─── Questions Fréquentes ───

須佐之男命についての FAQ

須佐之男命(すさのおのみこと)とはどんな神ですか。
伊邪那岐の鼻から生まれた荒ぶる神。母恋しさに泣き叫んで大地を枯らし、姉・天照との確執の末に高天原を追放される。地に降りた出雲で八岐大蛇と対峙し、櫛名田比売を救い、大蛇の尾から草薙剣を得る。手のつけられぬ破壊神から、人々を守る英雄神へと転じた一柱。荒ぶる衝動を、どこへ向けるかで運命が分かれることを体現する神。
オラクル占いで須佐之男命が出たら、どう読めばよいですか。
カードが正位置で出たときは「嵐の中でこそ、剣を抜く時。胸に渦巻く怒りや情熱は、抑え込む対象ではなく、変革を起こす燃料になる。仕事では、立……」という流れ。逆位置で出たときは「嵐に剣を奪われ、荒ぶる力に自分が飲み込まれている。怒りが制御を失い、本来斬るべきでない相手や、自分自身を傷つ……」という状態を示します。須佐之男命の軸は「行動」。今日のメッセージとして受け取るなら、嵐は君を試している。斬れ。剣はすでに君の手にある。今日は荒ぶる感情を、破壊ではなく創造へ向ける日。怒りは、変革の力に変えられる。
須佐之男命の守護石がガーネットなのはなぜですか。
ガーネットは燃える血のような深紅をたたえ、石言葉は情熱・勇気・再生・不屈。古来、戦士が護符とした力の石でもある。荒ぶる衝動を英雄の行動へと転じた須佐之男に、この石は同じ熱で寄り添う。怒りを燃料に変え、突破と再生へ導く振動を宿す。
須佐之男命が他のカードと一緒に出たときは、どう読みますか。
三貴神(天照大御神・月読命・須佐之男命)は、光・夜・嵐──意識と無意識と感情の三極をかたちづくります。須佐之男命と天照大御神が並んで出たときは、その三極のうち二つが同時に動いている合図。理性で抑えていた面と、奥に沈めていた面が、いま同じテーブルに着こうとしていると読みます。
須佐之男命の正位置と逆位置は、何がいちばん違いますか。
同じ「行動」という軸でも、向きで意味が反転します。正位置は前向きに行動の力が働く局面、逆位置はその力が滞ったり裏目に出たりしている局面です。逆位置は「悪い結果」ではなく、いま立ち止まって整え直すべき場所を教える合図として読みます。問いとして自分に返すなら──いま私の中で荒ぶっている力を、壊すためでなく、何を生むために使えるだろう。

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Le Tirage