Chapter I · 三貴神
I

天照大御神 ─ あまてらすおおみかみ

あまてらすおおみかみ
Amaterasu Ōmikami
軸 · 顕現
天照大御神(あまてらすおおみかみ)— Miko Oracle 神道タロット I ・ 大和絵 emaki 神札
I · 天照大御神 ─ 大和絵 emaki · クリックで拡大
─── 神格と神話 ───

天照大御神とは

伊邪那岐が黄泉の穢れを濯いだ時、その左目から生まれた太陽の女神。高天原を治める最高神であり、皇室の祖神とされる。弟・須佐之男の乱暴に心を痛め、天岩戸へ籠もる。世は闇に沈み、八百万の神が岩戸の前で祝詞と舞を捧げた。天宇受売命の舞に思わず岩戸を細く開けたその刹那、引き出され、光が世界へ還る。隠れと顕現、その両極を司る一柱。

Miko Oracle 巫女託宣の I 番に置かれる天照大御神は、古事記・日本書紀に記された神話を、タロット大アルカナの様式で読むための一柱。この札の軸は「顕現」。神札は命じない。ただ、今あなたが立っている場所を、天照大御神の神話という鏡に映して見せる。読み解くのはあなた自身で、神は問いを返すだけ。以下に、正位置・逆位置の意味、守護石シトリンとの結び、そして占いでの読み方を記す。

─── Les Mots-clés ───

キーワード

自己肯定中心顕現復活王権輝き
─── L'Endroit ───

正位置の意味

Upright · 正位置

岩戸はもう開いている。隠していた力を、世界へ向けてよい時。仕事では、後ろに退いていた人が前へ出て主役を担う流れ。恋愛では、飾らない素のあなたが最も輝いて見える局面で、想いを隠す必要はない。対人では、あなたが場の中心となり、周りを照らす役目が回ってくる。金運も上向き、努力が日の目を見る。自分を過小評価する癖を手放し、「これが私だ」と名乗る勇気が、すべての扉を開く鍵になる。

─── L'Envers ───

逆位置の意味

Reversed · 逆位置

光をみずから岩戸の奥へ仕舞い込んでいる。才能はあるのに「まだ早い」「私には無理」と扉を閉ざし、本来の輝きを曇らせている状態。仕事では、評価されたい気持ちと、目立つことへの怖れが綱引きをしている。恋愛では、本音を見せず仮面で関わるため、距離が縮まらない。対人では、自己卑下が謙遜を越えて、相手を戸惑わせている。まず一歩、岩戸の隙間から外を覗くこと。完璧に晴れてから出る必要はない。

─── Le Message ───

今日のメッセージ

岩戸の隙間から、光はもう漏れている。あとは一歩、外へ出るだけ。今日は自分の輝きを曇らせず、まっすぐ世界へ向ける日。誰かの許しを待たなくていい。

─── La Pierre Gardienne ───

守護石 シトリン

シトリンは太陽光を結晶へ閉じ込めたような黄金の石。石言葉は豊穣・自信・太陽の光・希望。岩戸から還る光の女神に、これ以上ふさわしい石はない。自己肯定と顕現の振動を持つこの石は、隠れていた輝きを表へ引き出す天照の力と同じ周波数で響き合う。

守護石 ─ シトリン を深く知る
天照大御神に結ばれた守護石 シトリン の意味・効果・石言葉・浄化方法・タロット親和性を、石マスター監修の完全ガイドで解説しています。
シトリン の石ページへ →
─── Le Murmure du Sanctuaire ───
私はいま、自分のどんな輝きを岩戸の奥に仕舞い込んでいるだろう。
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─── Questions Fréquentes ───

天照大御神についての FAQ

天照大御神(あまてらすおおみかみ)とはどんな神ですか。
伊邪那岐が黄泉の穢れを濯いだ時、その左目から生まれた太陽の女神。高天原を治める最高神であり、皇室の祖神とされる。弟・須佐之男の乱暴に心を痛め、天岩戸へ籠もる。世は闇に沈み、八百万の神が岩戸の前で祝詞と舞を捧げた。天宇受売命の舞に思わず岩戸を細く開けたその刹那、引き出され、光が世界へ還る。隠れと顕現、その両極を司る一柱。
オラクル占いで天照大御神が出たら、どう読めばよいですか。
カードが正位置で出たときは「岩戸はもう開いている。隠していた力を、世界へ向けてよい時。仕事では、後ろに退いていた人が前へ出て主役を担う流……」という流れ。逆位置で出たときは「光をみずから岩戸の奥へ仕舞い込んでいる。才能はあるのに「まだ早い」「私には無理」と扉を閉ざし、本来の輝きを曇……」という状態を示します。天照大御神の軸は「顕現」。今日のメッセージとして受け取るなら、岩戸の隙間から、光はもう漏れている。あとは一歩、外へ出るだけ。今日は自分の輝きを曇らせず、まっすぐ世界へ向ける日。誰かの許しを待たなくていい。
天照大御神の守護石がシトリンなのはなぜですか。
シトリンは太陽光を結晶へ閉じ込めたような黄金の石。石言葉は豊穣・自信・太陽の光・希望。岩戸から還る光の女神に、これ以上ふさわしい石はない。自己肯定と顕現の振動を持つこの石は、隠れていた輝きを表へ引き出す天照の力と同じ周波数で響き合う。
天照大御神が他のカードと一緒に出たときは、どう読みますか。
三貴神(天照大御神・月読命・須佐之男命)は、光・夜・嵐──意識と無意識と感情の三極をかたちづくります。天照大御神と月読命が並んで出たときは、その三極のうち二つが同時に動いている合図。理性で抑えていた面と、奥に沈めていた面が、いま同じテーブルに着こうとしていると読みます。
天照大御神の正位置と逆位置は、何がいちばん違いますか。
同じ「顕現」という軸でも、向きで意味が反転します。正位置は前向きに顕現の力が働く局面、逆位置はその力が滞ったり裏目に出たりしている局面です。逆位置は「悪い結果」ではなく、いま立ち止まって整え直すべき場所を教える合図として読みます。問いとして自分に返すなら──私はいま、自分のどんな輝きを岩戸の奥に仕舞い込んでいるだろう。

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Le Tirage